結局たんぱく質は何グラム摂取すれば良いのか?
1日に必要なたんぱく質量とは?
目次
なぜ、たんぱく質なのか?
トレーニーにとって、たんぱく質の摂取は必須。十数年前までは、「プロテインを飲んでいます」と言うと、まるでアナボリックステロイドでもやっているかのような反応をされていました。
それが今やどこのコンビニエンスストアに行っても、必ずと言っていいほどプロテインのドリンクや、プロテインバーが販売されていますよね。そのおかげか、はたまたフィットネスブームの単なる影響からか、10数年前と比較すると街中でもマッチョが心なしか増えた気がしますね。
こうして、日本でも手軽にプロテインを手に入れられる環境が整いつつあるのですが、いまだに「プロテイン飲んでれば筋肉つくんでしょ」とか、「プロテインの摂取は腎臓に悪い」といった誤った情報が錯綜しているのも事実です。
そもそもプロテインとはタンパク質という意味の英語(protein)のこと。つまり、食事からたんぱく質が十分量摂取できていれば、プロテインのドリンクやプロテインバーを摂取する必要はありません。
しかし、食事だけで十分なたんぱく質量を摂取するのはなかなか難しいので、補助的にプロテインを飲んだりする必要が出てくる訳です。
1日どれくらいのたんぱく質が必要になるのか?
はい、これが本日のメインテーマです。
いろいろな雑誌やインターネットの記事を読むと、様々な事が書かれています。
「で、結局どれだけたんぱく質を摂取すれば良いの?」と頭を悩ますことになります。
そこで、今回は米国の研究を一つ紹介したいと思います。
【How much protein can the body use in a single meal for muscle-building? Implications for daily protein distribution】
この研究を踏まえて考える食事
つまり、体重70kgの人が筋トレをして、筋肉を増やしたいのであれば、1日あたり154gのたんぱく質摂取。また食事を4回に分割して、1回あたりは38.5gのたんぱく質の摂取が必要という訳ですね!
ただ、この論文でも結語にさらなる研究が必要とも書かれていたので、一つの指標として参考程度に考えるのが良いかもしれませんね。
どちらにせよ、筋肉をつけたいなら、同化作用のあるインスリン分泌も同時に促進する必要があるので炭水化物も一緒に摂取しましょう。
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