KENNA GYM

筋肥大のブレーキとは?

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筋肉の発達を阻害するもの

筋トレをして筋肉をつけるに当たって、その材料となるたんぱく質が重要だと言うのは、

コンビニなどでプロテインが手軽に入手できるようになった事からも明確だと思います。

 

では、逆に頑張って筋トレしたにも関わらず、筋肉の合成を阻害してしまうものが有る事をご存知でしょうか?

もちろん、ストレスホルモンのコルチゾールや、アルコール、短い睡眠時間など数多くの要因がここにはあります。

ただ、もっと根本的な部分で筋肉の合成を抑制しているものに、ミオスタチンというものがあります。

 

ミオスタチンとは何なのか?

では、そのミオスタチンとは何なのでしょうか?

ミオスタチンとはタンパク質の一種で、筋肉が大きくなり過ぎないために、筋肥大を抑制している物質、いわば筋肥大のブレーキの役目になります。

 

このミオスタチンが増えると、筋肉量の減少につながり高齢者のサルコペニアの要因となったりします。

また、先天的に遺伝子異常でこのミオスタチンのレベルが低い個体もいます。(動物も人間も同様に)そしてこれらの個体は、あり得ないくらいに筋骨隆々とした見た目をしています。通常の個体の2~3倍の筋肉量になるようです。

海外では一部で、このミオスタチンを持たない遺伝子変異の家畜を人工的に作り上げ、食用利用しようとする動きもあります。

 

人間でも先天的にミオスタチンを持たない人が存在するようで、そういった人は子供の頃から、あり得ないくらい筋骨隆々としています。そしてそれはトレーニングしなくても筋肉の発達が起こる事となります。

これらは「ミオスタチン関連筋肉肥大」と言われています。

 

ミオスタチン阻害薬

ミオスタチンが筋肉の肥大を抑制しているという事は、そのミオスタチンを働かせなくすることで、筋肉の肥大を促進することができますよね。であれば、ミオスタチンを阻害する薬剤を開発すれば、サルコペニア(骨格筋減弱症)などの治療薬として期待ができる訳です。

 

そこで、今もミオスタチン阻害薬の開発が進められていますが、2022年1月現在では臨床応用まで至ってはいません。

このミオスタチン阻害薬は東京大学が研究開発を進めていますので、大いに期待したいですね!

 

ただ、もしミオスタチン阻害薬が上市されると、その作用を悪用する可能性もあります。

つまりスポーツの場でドーピングに用いられる可能性があります。

これには世界ドーピング防止機構(WADA)も目を光らせているようです。

 

まとめ

以上、筋肉の合成を抑制するブレーキの役目を果たしているミオスタチンについてまとめてみました。

まだミオスタチン阻害薬の臨床応用には至っていませんが、実は運動をすることで血中のミオスタチン濃度を下げるという報告があります。

 

サルコペニアの予防にも、まだ身体が動くうちから運動を習慣化させる事がミオスタチンという観点からも重要と言えますね!

この記事を書いた人

中島謙太

神戸元町の「KENNA GYM」代表兼パーソナルトレーナー。ボディコンテストにおいて、様々な優勝・入賞歴あり。

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