KENNA GYM

アスリートの化粧批判について思う事

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北京オリンピック2022

北京オリンピック2022で世界各国のアスリートが連日熱戦を繰り広げていますね。

このオリンピックにおいて、スキージャンプの高梨沙羅選手が個人戦で有望視されていたメダルの獲得を逃したためか、心無い批判に晒されていますね。

 

その批判とは、「化粧する時間があったら練習しろ」というもの。

まあ、お門違いな意見ですよね。

どういう生き方をしたら、このような最低な発言が出来るのか教えて欲しいものです。

 

アスリートが化粧する事は当たり前

まあ、人の価値観とは千差万別なのでそういったアスリートの化粧反対派という価値観を持っている人もいるのでしょう。

 

私は、アスリートの化粧に関しては賛成派です。

自らの姿形をより美しくして、自信を高め自己肯定感を高くする。

そのプロセスは、アスリートが大舞台で戦うメンタルを作る上で重要です。

例えば、男子スノーボードハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢選手、彼のドレッドヘアはカッコイイですよね。

こういった外見を自分の好きなものにして自己肯定感を高めるプロセスは男女関係ないです。

高梨選手の化粧はダメで平野選手のドレッドはOKなんて馬鹿げていますよね。ドレッドヘアだって完成させるのと毎日のメンテナンスでそれなりの時間を要するのですから。

 

それに、美しくカッコイイ外観でいればスポンサーがつきます。

これは、私がやっているボディビルディングでも同じことです。魅力的なキャラクターを自分で作り上げて、多くのスポンサーを獲得するのもアスリートの大事な仕事なのです。

特にオリンピックに出場できるようなトップアスリートであれば、人の目に多く触れる訳ですから、スポンサーしたい企業はたくさんありますしね。

スポンサーがつく事で、経済面に余裕が出来て自分の練習環境をより高い環境にする事ができるでしょ。

だから、結果的に競技の実力を高めるために、それは重要なことなのです。

 

今回批判した人の価値観を考察する

と、まあ普通にアスリートの事や経済について分かっている人なら、このような批判は出てきません。

今回このような批判をした人は、圧倒的な知識不足であることは間違いありません。

おそらく、巨人の星みたいなスポ根漫画で育った世代の人か、それに相応する知識しかない人です。

 

裸足で鉄下駄はいて神社の階段を登ったら体力がつくみたいな、非科学的トレーニングの根性論でアスリートの競技力が向上するという著しい勘違いをしているのでしょう。

 

メイクの時間を練習時間にまわしても残念ながら競技力は向上しません。

それは、オーバートレーニング症候群というものがあるから。

アスリートのパフォーマンスを引き出すには四六時中練習をするよりも、適切な時間に適切な負荷のトレーニングをして、栄養をとり休養をとる必要があります。

それでこそ、最高のパフォーマンスが維持される訳です。

つまり、メイクする時間ぐらい世界のトップアスリートでもあるってこと。

 

まとめ

今回の件は、本当にがっかりしました。

日本のスポーツ科学のリテラシーが世界的に低いということを顕著に表した結果だと思います。

日本でも義務教育でスポーツ科学についてもっと教育し、スポーツ科学先進国に少しでも追いつく努力が必要だと強く思います。

この記事を書いた人

中島謙太

神戸元町の「KENNA GYM」代表兼パーソナルトレーナー。ボディコンテストにおいて、様々な優勝・入賞歴あり。

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