筋肥大のカギを握る エキセントリックトレーニング!
目次
エキセントリックトレーニングとは?
エキセントリックトレーニングと言われてピンとくる人は少ないかもしれません。
それは、「今日、一緒にエキセントリックトレーニングしようぜ」とか、部活などで「今日のメニューはエキセントリックトレーニングだ!」みたいに使われることが無いからかもしれません。
しかし、内容を聞くと「ああ、それの事ね!」「やったことある」と言う人も多いかもしれません。
エキセントリックトレーニングとは、対象筋が伸長する方向にゆっくりと時間をかけて実施するトレーニングの事を言います。
他の言い方では、ネガティブ方向のトレーニングなどとも言いますね。
筋肉の伸長とは
あまり、ピンとこない人のために更に掘り下げてみます。
通常、上腕二頭筋を対象筋とするアームカールなどのトレーニングでは、肘を曲げて手に握ったダンベルを上に上げるトレーニングを思い浮かべる人が多いと思います。この時、対象筋の上腕二頭筋は収縮しており、この動きをコンセントリックトレーニングやポジティブ方向の動きと言います。
これとは逆で、既に収縮した上腕二頭筋を伸長させながら曲げた肘を伸ばして握ったダンベルを下していく動きこそが、エキセントリックトレーニング、ネガティブ方向の動きなどと言われるのです。
主役になりがちなコンセントリックトレーニング
通常、筋トレのイメージは収縮に着目して行うことが多く、コンセントリックトレーニングが主役になりがちです。
故に、エキセントリックトレーニングは負荷を抜いて重力に任せて対象筋を伸長させてしまう人も多いです。
しかし、これがもったいない部分。
実は、ある研究結果でコンセントリックトレーニングよりもエキセントリックトレーニングの方が筋肥大効果が高いことが分かっています。
その事から、ネガティブを意識してトレーニングした方が良いという考え方が少しずつ広がってきているのです!
とは言え、エキセントリックトレーニングだけに着目したメニューで全体を構成してトレーニングしている人は少ないかと思います。
たまには、気分を変えてエキセントリックトレーニングだけに集中するのも面白いかもしれませんね。
前の記事へ
次の記事へ