BCAAとEAAの違いを超簡単に紹介
目次
BCAAとEAAの違い
最近はコンビニでもプロテインが購入できるようになって、筋トレしない人でもプロテインは摂取するという人が増えてきましたね。
サプリメントメーカーとしては、プロテインの売り上げが安定的に見込める中で、もう一つか二つくらいは売り上げの柱を持っていたいものですよね。
そこで、各メーカーが今力を入れているのが、BCAAやEAAなどのアミノ酸製剤やHMBですよね。
HMBについてはこの記事では触れないのですが、BCAAやEAAに含まれるロイシンが体内で代謝されて出来る物質なので大きなくくりではBCAAやEAAと同一のものと考えることが出来ます。
筋トレをする人の中では、トレーニング中や減量中に必ず摂取するという人も多いと思いますが、BCAAとEAAの違いって何なのでしょうか?
BCAAはEAAに含まれている
まず、BCAAとは分岐鎖アミノ酸のことで、バリン・ロイシン・イソロイシンという必須アミノ酸から構成されます。
これらは、運動中の筋肉の分解を抑制する効果や、筋肉合成のシグナルを促進する効果、疲労回復を促進する効果があると言われています。
一方、EAAとは必須アミノ酸の略であり、9種類の必須アミノ酸である、BCAAに含まれるバリン・ロイシン・イソロイシンと、メチオニン・リジン・フェニルアラニン・スレオニン・ヒスチジン・トリプトファンから構成されています。
つまり、EAAの方はBCAAにプラスして他の6種類の必須アミノ酸も摂取することが出来る訳です。
EAAを摂取する目的もBCAAと同様ではありますが、EAAの方が筋肉合成の効果が高いというデータがあるようです。
どちらを選ぶべきか?
上記のEAAの方が筋肉合成の効果が高いという部分だけ見ればBCAAを選択するメリットは無いように思われます。
しかし、一点注意して欲しいのはコストの面です。
各メーカー、EAAをBCAAの上位互換品として位置付けているため値段が高くなります。
一日に何回摂取するのか?などにもよりますが、コストを考えるとBCAAを選択して摂取する頻度を上げることも可能です。
もし、摂取量に差があった際にどちらが筋肉合成の効果が高いのかは不明ですが、同量での比較とは違う結果になる可能性は十分にあると思います。
ご自身のライフスタイルとお財布事情で選択しても良いのでは無いでしょうか。
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